源氏物語や平家物語にも描かれていますが、平安時代より弓には魔よけの力があると信じられています。そのことから厄除け神事として、鳴弦の儀(めいげんのぎ:矢をつがえず弦のみを引いて音をたてる)や蟇目の儀(ひきめのぎ:音の出る特殊な鏑矢を射る)が行われてきました。
松尾神社でも節分祭に厄除け神事として蟇目式を執り行っています。残念ながら鏑矢は高価なので使用できませんが、口上で厄除け・無病息災等を祈念しています。
今年も富士吉田市弓道連盟から講師をお招きし、練習会を行いました。
【蟇目の口上】
天も地も 東西南北 これみな大神のものなり
天下泰平 五穀豊穣 町内繁栄 家内安全 悪魔退散
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