道祖神は、路傍の神で、集落の境や村の中心、村内と村外の境界や道の辻、三叉路などに主に石碑や石像の形態で祀られる神で、村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通安全の神として信仰されている【wikipedia】
また、道祖神の祭りは、集落や小地域ごとに日待ちや講などで行われることもあるが、小正月の火祭りと習合し、子供組によって祭られることが多いようである。【コトバンク】
全国的にみても山梨県は道祖神の多い地域のようであり、事実、富士吉田市内には大小多くの道祖神があり、昭和後半までは道祖神に合わせ、正月飾りをお炊き上げする「どんど焼き」が市内各地で行われていました。火の番や太鼓を敲いた記憶のある方も多いと思います。
このような道祖神の歴史からすると、佐数地区と久保地区の道祖神祭礼を松尾神社祭礼の一環として斎行されるようになったのは歴史的には浅いのかもしれません。
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