日光山輪王寺の外山毘沙門天縁日で有名な「福銭貸し」と「倍返し」をご存じですか?【外山毘沙門天縁日のお知らせ】
福銭を預かり、それを事業の元手とし、翌年に借りた額の倍を奉納するもので、証文はない神様との信用取引。円を万両という単位にして100万両、1000万両という景気のいい声が飛び交うそうで、県内外から多くの参拝客を集めているようです。このことはマスコミ等でもよく取り上げられていますが、松山でも全く同じ神事が行われていることをご存じですか?
それは富士山駅近く、神田掘川沿いにある「高尾山穂見神社」の11月30日夜(17時~24時)に行われる例祭です。なお、本社は南アルプス市高尾にあり、「資本金貸し」として同様の神事が行われています。【南アルプス市観光協会】
実は、松山の高尾山穂見神社のお祭りは「地球の歩き方・御朱印シリーズ」にも掲載されていて、市外・県外からも参拝者が訪れます。しかも、毎年参拝される方がいらっしゃるということは、やはりご利益があるからなのだと思います。
「高尾山穂見神社」においてこのような全国的にも珍しい神事が、なぜ、いつから行われるようになったのか詳細は不明です。しかし、ぜひ、大切に後世に伝えたいものです。
なお、11/30-12/1「高尾山穂見神社」例祭では、宮司が御朱印を授与します。これも、非常に貴重です。