五月晴れのもの、ときわ台の剣丸尾溶岩流に位置する白王社において、祭典が執り行われました。
神社の名前の由来等は不祥ですが、白王社のご祭神は「大国主」(オオクニヌシ)と「少名彦」(スクナヒコナ)の二柱をお祀り申し上げております。
「大国主」は神話の因幡の白兎で有名です。「少名彦」は一寸法師のモデルともいわれています。また、大国主と少彦名は日本の発展に大きた恩恵をもたらしたと、日本書紀や各地の風土記にその活躍が記されています。人々や家畜のために病を治す方法、農耕における害虫駆除の方法を教えるなど、医療・農耕の技術を向上させました。
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播種向夏の八十八夜の日に白王様を祭る事で、その年の五穀豊穣及び疫病除けを祈るという趣旨の祭典です。白王社はときわ台が松山の行政区であったことから、松尾神社の宮司・氏子総代が斎行しています。
過去の白王社祭の写真を見ると、この頃が桜の時期であり、賑やかに花見が行われていたようです。